ライブラリの解説記事です.

名前 概要
zlib の使い方 zlib は圧縮アルゴリズムの一種である Deflate のライブラリであり,C#, Haskell, Java, Perl, Python, Ruby など,主要なプログラミング言語では,軒並み使えるように整備されています.圧縮・復元が高速なこともあり,ディスク領域の有効利用や通信量の削減を目的として,zlib は気軽に利用できます.本記事は,C 言語から zlib を利用する方法の解説になっています.
libbzip2 の使い方 libbzip2 は bzip2 で採用されている圧縮アルゴリズムのライブラリです.Burrows-Wheeler Transform (BWT) を用いることが特徴の一つであり,gzip と比較すると,圧縮・復元には時間がかかるものの,優れた圧縮率を示すことが多くなります.本記事は,C 言語から libbzip2 を利用する方法の解説になっています.
XZ Utils の使い方 XZ Utils は LZMA Utils の後継となるソフトウェアであり,Lempel–Ziv–Markov chain Algorithm(LZMA)の改良版である LZMA2 の実装になっています.圧縮には時間がかかるものの,bzip2 を上回る圧縮率を誇り,高速に復元できるという利点から,tar に採用されるなど,普及が進んでいます.本記事は,C 言語から XZ Utils を利用する方法の解説になっています.
Snappy の使い方 Snappy は高速な圧縮アルゴリズムのライブラリです.zlib や libbzip2 などの有名な圧縮ライブラリと比べると,圧縮率は低いものの,圧縮・伸長にかかる時間を桁一つ短縮することができます.圧縮・伸長速度が HDD の転送速度を上回るため,ディスク使用量や通信量の削減だけでなく,I/O の高速化を目的として利用することもできます.本記事は,C/C++ から Snappy を利用する方法の解説になっています.